未経験からの派遣事務職へ@性別の壁を超えろ!男で事務は難しい!?

未経験からの派遣事務職へ1性別の壁を超えろ!男で事務は難しい!?

 

『事務職に就きたいと思ってるんだけど、男だと難しいかな?誰に聞いても、男で事務職は採用されないというし。それでも事務職で働きたいんだよな。どうすればいいんだろう?』

 

 

 

 

今回はそのような疑問に答えます。

 

【想定読者】:事務職未経験だけど、これから事務職として働きたいと思っている男性

男性というだけで事務職は書類が通らないことが多々ある

事務という職種に就こうと思った時、大まかに4つのハードルがあります。

 

 

@性別⇒今回のテーマです

 

A未経験(実務経験の有無)

 

B年齢の壁(30代以上)

 

C資格の有無(TOEIC700点以上,日商簿記2級等々)

 

 

これらを全4回に分けて紹介します。

 

 

第1回の今回は"@性別の壁"に関して紹介します。

 

【未経験からの派遣事務職へ@性別の壁を超えろ!男で事務は難しい!?】

 

 

それではいきましょう!

 

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■もくじ

 

 

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事務職を目指す男性にとって性別は最初のハードル

 

事務職への転職に関する質問でよく聞かれるもので、性別に関する質問があります。

 

 

「男性でも経理事務になれるのでしょうか?」

 

「事務職は女性の方が採用されやすいんですか?」

 

「男性が事務職に就く事は出来ないんでしょうか?」

 

 

このような感じの質問です。私は実際に人材業界に身を置き、クライアント(企業側)から直接話を聞きますから断言できます。

 

 

”事務職は女性の方が就業しやすい職種です”

 

 

企業側の言い分としては、

 

 

  • 女性の方が細かい気配りが利きそう
  •  

  • 女性の方が色々頼みやすい

 

 

という事のようです。実際に企業側より最初から「女性でお願いします」というリクエストを受けることもあります。

 

 

だからといって諦めてはいけません。間違いなく女性の方が就業しやすいことは確かですが、男女問わないという企業だってたくさんあるのです。

 

 

現に、男性でも他の女性候補達との競争に勝ち事務職に就いている人達をたくさん見てきました。

求人票から男性お断りを読み取れるパターン

とはいえ、最初から女性しか採用するつもりが無い企業には出来るだけ応募もしたくないですよね?

 

 

Web求人広告(紙媒体でも可)の最初のタイトルの箇所や、求人内容を見れば”女性を求めてるんだな”という事を読み取れる場合があります。

 

 

「女性大活躍の職場!」

 

 

「20代30代の女性たくさん働いています」

 

 

例えばの話ですが、上記のような文章が記載されている求人案件です。

 

 

もちろん100%と断言は出来ませんが、”女性が活躍している” ”女性がたくさん働いている”といったフレーズがある場合は、男性は応募してもまず無理だと判断してください。

 

 

現在、男女雇用機会均等法の影響でやむを得ない事情を除き「特定の性別のみを対象とした求人」「性別を理由にした不採用」を(名目上)行うことが出来ません。

 

 

その為、企業側としてははっきりと言う事が出来ないため求人票でそれとなくぼかして伝えているのです。

 

 

私も企業側から相談されるとこんな感じで求人票の文章提案してしまいます。人材業界で働いたことのある人間ならまず知っているであろう、常識と言っても良いパターンです。

 

 

「女性大活躍の職場!」(本音:男性は対象外ですよ)

 

「20代30代の女性たくさん働いています」(本音:20代30代の女性が対象です*この場合30代は前半が対象)

 

 

これが企業側の本音です。こういったフレーズを記載している場合は通らないですから、男性の方はスルーして他を当たりましょう。

 

 

逆に、上記のようなフレーズが求人票に記載されていない場合は応募してみないとわかりません

 

 

もしかしたら派遣会社に問い合わせれば教えてくれるかもしれませんが、本音は話さない可能性が高いと思います。

 

 

それは、男女雇用機会均等があるからです。それを盾に追及でもされたら面倒だからです。

 

 

ですが、あなたの担当者(派遣コーディネーター)と仲良くなればもしかしたら本音を教えてくれるケースもあるかもしれません。

 

 

実際、私の知り合い達は派遣コーディネーターと仲良くなって本音を色々聞き出してましたから。毎日、担当の派遣コーディネーターに電話をしてコミュニケーションを図るのが効果的です。
派遣会社に毎日連絡しなければいけない3つの理由とは?

派遣会社から打診される求人は女性限定と言われていない

とても重要な事を記載します。といってもそんなたいそうな話ではないです。

 

 

それは派遣会社から直接紹介される案件に関しては性別による合否は無いと考えて構いません。あなたの希望に合うものでしたら積極的に進めて貰いましょう。

 

 

少なくとも派遣会社が勧めててくるという事は、企業側から「女性でお願いします」というリクエストをされていません。

 

 

また、今回のテーマとは少し離れますが合わせて知って置いて頂きたいことがあります。

 

 

"同じ派遣会社でも同時に複数の案件を進めて貰うことが出来る"

 

 

というkoto
です。複数の案件を紹介された時、「同時に進めて頂くことは出来ますか?」と話をしてみましょう。大抵の派遣会社でOKと言われるはずです。

 

 

*その後は派遣会社内での選考(誰を企業側に推薦するか?という事)が始まるわけですが、これに関してはまた別の機会に紹介させて頂きます。

3週間で150社応募して採用を勝ち取った34歳の男

とても厳しい環境であることを紹介させて頂きました。ですが、誤解して頂きたくないのは「だから諦めてください」という事を言いたいのではありません。

 

 

私が敢えてこのような厳しい事を言っているのは、たかが10社や20社程度書類審査に落ちたくらいで、この世の終わりとでも言わんばかりにへこんでいる人達がたくさんいるからです。

 

 

もちろんそれは嬉しい事ではないですし、自分自身を否定されているようで内心きついでしょう。それは分かります。分かりますけれど、これは本当に日常茶飯事の出来事です。

 

 

何も知らずに転職活動をした場合、精神的に相当きついでしょうから予め知識(ある意味常識)として知っておいて頂きたかったのです。

 

 

その方が精神的に多少なりとも優しいと考えたからです。

 

 

私の知り合いでこんな男性がいます。

 

 

  • 34歳未婚
  •  

  • 東京都武蔵野市在住
  •  

  • 最終学歴:都内某公立高等学校
  •  

  • 経験職種:家電量販店での販売員、物流会社倉庫での仕分け作業員
  •  

  • PCスキル:ローマ字入力できる程度、普段はネットサーフィンしかしない
  •  

  • 資格:普通自動車免許

 

 

とにかく落ちる落ちる。応募した先から次々と届く”お祈りメール”(落選メール)。

 

 

そりゃあ、そうですよ。事務未経験というだけではなく、Word・Excel使ったこともないという中年男性なんですから。

 

 

ですがこの男性、現在、港区に会社を構える(従業員200人以上)のあるIT系の企業で営業事務をしております。

 

 

私はこの男性から相談を受けたとき、

 

 

「30代実務経験無し、PCスキルもローマ字入力できる程度、おまけに男性。相当きついという事だけは覚悟して転職活動してね。あと、WordとExcelは勉強して。」

 

 

ということをいいました。

 

 

この男性にやってもらったことは、当サイトで推奨している事だけです。(※30代事務未経験転職活動の基本戦略)

 

 

・ひたすらエントリー

 

 

・毎日派遣会社に電話をかける

 

 

本当にこれだけです。下手な小細工は一切無し。泥臭いやり方です。

 

 

そして、相談を受けてから約3週間後の出来事です。この事務職未経験&資格無しの34歳男性が、ついに派遣での営業事務採用を勝ち取りました。

 

 

積み上げられた応募数は150社にも上っていました。応募はほとんど作業のような感じでしたね(笑)

 

 

3週間で150社も応募した人間は私の知り合いでは彼しかいませんが、結果的に1か月と掛からず採用を勝ち取ってしまったのです。

 

 

応募した先から”お祈りメール”(落選メール)が次から次へと届く。それでもお構いなしに次から次へと矢継ぎ早に応募を繰り返す。

 

 

「男の自分は事務職には採用されないのかな・・・」

 

 

「資格も実務経験もないし・・・」

 

 

「もう歳だから年齢で落とされるのかな・・・」

 

 

内心思っていたかもしれませんが、少なくとも彼は私にはそのような愚痴をこぼすことはしませんでした。

 

 

私が教えた通りの事をただひたすら愚直なまでに繰り返し、資格無し・事務経験なしの34歳のおじさんがたった3週間で大激戦と言われる事務職(営業事務)に就いたのです。

 

 

性別で落ちる落ちないを気にするくらいなら1社でも多く応募してください。34歳の彼くらい応募してください。道は開けるはずです。

 

 

34歳事務職未経験の彼が最終的に内定を勝ち取った派遣会社は⇒・テンプスタッフの公式サイトはこちら

まとめ

今回のまとめです。

 

  • 事務職を目指す男性にとって性別は最初のハードルとなる
  •  

  • 求人票に「女性大活躍の職場!」、「20代30代の女性たくさん働いています」といったような、性別を表すフレーズがある場合、企業側が求めているのはそこに記載のある性別である可能性が高い。

     

    従って、男性がその求人に応募しても、不採用になる確率が高い。応募する際は、不採用になることを大前提としたうえで応募する

  •  

  • 派遣会社から打診される求人は女性限定と言われていないので、その場合は性別を気にする必要は無い

 

今回は以上です。

 

 

次回:事務未経験転職4つのハードル【第2回】実務経験

 

 

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