総務事務の仕事内容
総務事務は会社内のあらゆる部署の人達が働きやすいように、備品整備や福利厚生に関する業務を行うといった「会社全体のサポート業務をおこなう事務職」です。
また、総務事務は『人事事務の仕事内容』の項でも記載しますが、人事事務も兼ねているケースが多いです。
多くの企業で総務事務の人が人事の仕事も兼ねているというケースが目立ちます。というより、そちらの方が多いです。
具体的な仕事内容をまとめてみましょう。
企業内のさまざまな業務にあたる人々が働きやすいように、施設や設備、備品などを整備したり、福利厚生に役立つイベント開催などを行うのが総務の主な仕事です。
同時に「人事」としてくくられる社会保険にまつわる事務や、給与計算、人事労務に関連する事務、場合によっては生命保険や損害保険の代理店としての機能も総務部門が担当することがあります。近年では、機密保持や危機管理などの責任も課されるようになってきています。
総務事務の仕事内容は
・福利厚生に関連する業務
・備品管理
・電話対応
・社内設備に関する業務
・機密保持関連業務
・生命保険、損害保険などの保険関連業務（*人事事務）
・社会保険業務（*人事事務）
・勤怠管理（*人事事務）
・給与計算（*人事事務）
・人事労務（*人事事務）
・採用業務（*人事事務）
等の作業ですね。【*人事事務】記載した個所は、総務が人事も兼ねる場合です。前述のとおり、基本的には総務事務は人事事務の仕事も兼任することが多いので、上記の仕事内容に携わると思って頂いて構いません。
ただ、上記の仕事内容は総務事務の一般的なものをすべて記載しているので、企業によってはもう少し少ないかもしれません。また、月末の給与計算の時期は残業が多くなる傾向がありますね。
他の事務職と同じで基本的なWord、Excelの使用経験は求められる事が多いです。データ管理や資料作成の機会も多くなるので、『Vlookup・Sumif』などの基本的な関数、ピボットテーブル、グラフ作成などの基礎的なExcelスキルは必要でしょう。
またメール、電話、対面すべてにおいて社内外の人達と接するケースが大変多い職種です。
【PCに向かって黙々と作業をしたい】
と言うような方にはあまり向かない職業だと思います。業務範囲が多岐に渡っているので、事務職未経験という方がいきなり始めるのは率直に厳しいです。
未経験から始めたい場合は、【採用アシスタント】といったような限定的な仕事内容で募集を掛けている求人案件の方が採用される確率が高くなるでしょう。
この総務事務という職種は、企業にとって心臓部ともいえる部分なので末永く働いていきたいという方にはお勧めしたい職種です。
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