人事事務の仕事内容
人事事務は文字通り「人事関連全般に関する事務職」です。
とはいっても、その人事関連業務というのは非常に多岐にわたります。
また、人事事務は『総務事務の仕事内容』の項でも記載しましたが、総務事務が人事事務を兼ねているケースが多いです。人事専門という方がたぶん少ないと思いますよ。
具体的な仕事内容をまとめてみましょう。
人事事務の仕事内容は
・社会保険業務
・勤怠管理
・給与計算
・人事労務
・採用業務
・生命保険、損害保険などの保険関連業務
・電話対応
・福利厚生に関連する業務(*総務事務)
・備品管理(*総務事務)
・社内設備に関する業務(*総務事務)
・機密保持関連業務(*総務事務)
等の作業ですね。【*総務事務】記載した個所は、総務事務の仕事です。前述のとおり、基本的には総務事務は人事事務の仕事も兼任することが多いので記載しました。月末の給与計算の時期は残業が多くなる傾向がありますね。
企業によっては数百人分の世話をするような環境もありますから、本当に忙しいです。あっという間に1日が終わってしまいます。
また、人事事務だろうが総務事務だろうがメール、電話、対面すべてにおいて社内外の人達と接するケースが大変多い職種です。
【PCに向かって黙々と作業をしたい】
と言うような方にはあまり向かない職業だと思います。業務範囲が多岐に渡っているので、事務職未経験という方がいきなり始めるのは率直に厳しいです。
未経験から始めたい場合は、【採用アシスタント】といったような限定的な仕事内容で募集を掛けている求人案件の方が採用される確率が高くなるでしょう。
この人事事務(総務事務含む)という職種は、企業にとって心臓部ともいえる部分なので末永く働いていきたいという方にはお勧めしたい職種です。
他の事務職と同じで基本的なWord、Excelの使用経験は求められる事が多いです。データ管理や資料作成の機会も多くなるので、『Vlookup・Sumif』などの基本的な関数、ピボットテーブル、グラフ作成などの基礎的なExcelスキルは必要でしょう。
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