1紹介予定派遣10の常識【派遣社員から正社員へ切り替える】
今回は【派遣社員から正社員へ切り替える】についてお話します。
それではいきましょう!
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■もくじ
一般派遣から紹介予定派遣へ
「これまで派遣社員として働いてきました。ただ、20代の頃は良かったけど、30代も半ばになってそろそろ落ち着いて働きたいと思うようになりました。でも、なかなか上手くいかなくて」
こんな話を最近よく聞くようになった気がします。上手くいかないと言うのは、内定を取れないという事ですね。20代までなら、多少の業務経験の少なさは『若さ』という武器で内定を勝ち取る事も出来ます。
ですが、30代になると『年齢に応じた経験』を求められるようになり、内定を勝ち取る事のハードルが極端に高くなります。求人案件自体が少なくなるんですね。
そこで、正社員の案件を探すようになるんですが、そこで更なる残酷な現実が待っています
”正社員経験が無い場合、書類で落とされる確率がかなり高まる”
という事です。
採用する側からすると、「正社員経験が無いのは、正社員にならない、あるいはなれない何か問題が有る人なのでは?」
というように考えます。
・本当は正社員で働きたかったけど、なかなか仕事が見つからず派遣社員で働いていた
・色々な経験をしたくて、あえて派遣社員で働いていた
人によって様々だと思います。
ですが、採用する側の企業はそうは考えません。上述のように「これまで派遣社員の経験しかない。正社員経験が無いのは、正社員にならない、あるいはなれない何か問題が有る人なのでは?」と考えます。
ですから、いくら応募してもなかなか書類も通らないのです。そこで求職者はこのように考えます。
「いきなり正社員は無理だから紹介予定派遣で求人を探そう」
ここで注意して頂きたいことがあります。それは、
紹介予定派遣も直接応募の正社員も難易度は大して変わらないという事です。
紹介予定派遣の場合、一般派遣では認められていない事前面接(実際は派遣でも顔合わせや職場見学と称して事実上行われていますが)を行う事を認められています。
ということは、入口が派遣会社というだけの話で、事前面接が認められているという事は企業側が堂々と採否を決断できる立場にあるわけです。
また、同じ企業の求人でも一般派遣より紹介予定派遣の方が、いわゆる求人票にある「応募条件・対象となる方」の部分の条件が上がるケースが多いです。
「直接雇用後は正社員として考える以上、これくらいのスキル・経歴が欲しい」
という考え方になるようです。
ですから、入口が派遣会社かそうでないかというだけで、難易度は変わりません。
ですから、正社員を考えている方は紹介予定派遣への応募とリクナビNEXTなどの転職サイトで直接応募することと並行して進める事をお勧めします。
紹介予定派遣で絶対に確認すること
次に、紹介予定派遣で応募する際に絶対確認する事についてお伝えします。
それは、直接雇用後の雇用条件についてです。もっと言うなら、雇用形態に関することです。求人情報に記載されている雇用形態が正確ではない場合があるからです。
どういうことかと言うと、『直接雇用後の雇用形態:正社員』と記載されているにも拘らず、いざその時が来ると実は『契約社員』だったという事がたまにあります。これは直接応募でもあります。実際にその時になって明かされるんです。
ですから、『直接雇用後はすぐに正社員になれるのかどうか?』という事を、必ず派遣会社の営業なりコーディネーターなりに確認してください。企業に確認してから回答されるかと思いますが、そこであやふやな返答をされるようでは、まず正社員にはなれないと判断するのが賢明です。
紹介予定派遣で働きたい【派遣社員から正社員へ】まとめ
今回のまとめです。
・紹介予定派遣も直接応募も難易度は大して変わらないので、正社員志望の方は可能性を高めるという意味で派遣会社経由の『紹介予定派遣』とリクナビNEXTなどからの『直接応募』を並行させて進める
・直接応募後の雇用形態が「最初から正社員か?」という事を必ず確認する
今回は以上です。
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