第四条:心に余裕が無い状態を改善する

30代事務未経験転職活動の基本戦略:補足七か条、第四条

 

『いくら応募しても派遣会社の社内選考すらほとんど通らない。あの求人は釣り案件だったのかな?』

 

『全然仕事を紹介して貰えない。私はどこからも必要とされてないのかな。。。』

 

 

 

 

今回はそのような疑問に答えます。

 

【想定読者】:たくさん応募してるけれども、全然仕事が決まらずに、むしゃくしゃしている人

第四条:心に余裕が無い状態を改善する

事務職は未経験から就業したいという方も多数おり、年代関係なく大人気の職種です。

 

 

このコーナーでは、【30代事務未経験転職活動の基本戦略:補足七か条】を紹介します。

 

 

今回は、

 

【心に余裕が無い状態を改善する】についてお話します。

 

それではいきましょう!

 

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■もくじ

 

 

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雇う側の気持ちを考えてみる

「登録してから2か月もたつのに、全然仕事の紹介をして貰えない」

 

 

「あの顔合わせは何がいけなかったんだ?良い雰囲気だったし、内定貰えると思ったのに」

 

 

だから

 

 

あの派遣会社は駄目な派遣会社だ

 

 

このような結論を出して非難を繰り返す方々がいますね。

 

 

確かに、仕事を早く決めたい人からすればなかなか仕事が決まらないことにいら立ちや焦りを覚えて、ついついその批判の矛先を派遣会社に向けたくなる気持ちは分かります。

 

 

私自身も同じ立場ならそのように考えてしまうかもしれません。

 

 

ですが、実際にそこで仕事を決めている人達もいるわけです。

 

 

つまり、原因は不明ですが何かしら決まらない原因があるわけです。

 

 

  • 企業側が求めるスキルを満たしていない(または他の候補者であなた以上のスキルを持つ候補者がいた)
  •  

  • 既に他の候補者で決まった後だった
  •  

  • 年齢や性別で断られる

 

 

応募しているのになかなか仕事が決まらない場合、このような原因が考えられます。

 

 

逆の立場(雇う側=お金を払う側)で考えてみましょう。派遣スタッフの場合、雇用契約は派遣会社と結びますがこの場合は派遣先の企業をイメージしてください。

 

 

あなたが派遣会社に派遣スタッフを依頼すると仮定してください。

 

 

頼みたい仕事があるから派遣スタッフを依頼するわけです。

 

 

その場合、どうせ同じ金額を払うのであればより自分たちの求めるスキル、経歴をもった人に来てもらいたいと考えるのではないでしょうか?

 

 

加えて、一緒に仕事をするわけですから、もしかしたら話しやすそうな人や仕事の指示を出すので自分よりも年齢が低い人に来てもらいたいと考えるのではないでしょうか?

 

 

これが正しいか間違っているかということを言っているわけではありません。お金を出す側としたらこのような心理は特別おかしいことではないと、私は思います。

 

 

こういったことを意識したうえで、求職活動・転職活動といったものに臨むのが精神衛生上好ましいです。

 

 

単純に私よりもスキルが上の人がいたんだ。仕方ない。次だ次。

 

 

このように切り替えを上手く出来ないと、仕事が決まらない別の要因を生んでしまうことになります。

 

 

その別の要因とは何でしょうか?

負のオーラは相手に伝わりやすい

人材業界で仕事をしていると色々なタイプの求職者に会う機会があります。

 

 

「この人はすぐに仕事が決まるだろうな」という人、「この人は苦労しそうだなぁ」というタイプをわりと直感的に見分ける事が出来るようになります。

 

 

この二つのタイプでも様々な属性に分類できるのですが、一番分かりやすいのが負のオーラを発しているか発していないか?ということです。

 

 

なんかオーラとか怪しい内容になってきましたが、別に宗教の勧誘ではありませんから誤解しないでくださいね(笑)

 

 

これは別に求職活動に限らず、日常生活の中でもよく目にする光景だと思います。要するに【悲壮感漂う雰囲気を醸し出している】ということなんです。例えば、うつむき加減で眉間にしわを寄せて険しい表情をしているような状況でしょうか。

 

 

本人が意識していなくても、やはりこのようなマイナスの感情は表情に表れやすいです。加えて、会話でも非常にネガティブな発言が目立ったり、言葉遣いが少し乱暴(口調が強くなったり喧嘩腰のトーンになる等)になったりします。

 

 

派遣会社はあくまでも派遣先の企業に自社スタッフを派遣することで毎月売上ができるわけです。紹介して終わりではないのです。派遣会社としては出来るだけ長い期間働いて貰いたいんです。そうしないと売り上げにならないからです。

 

 

必然的に「派遣先から高評価を得られそうだな」と思われる人を紹介したいと考えます。

 

 

スキルや経歴も見ますけど、そうでは無い部分(どういうタイプの人間か?)部分も見られます。

 

 

「たかだか小一時間の面談や、電話で話をした程度で私の何が分かるんだ?」と思うかもしれませんが、それで判断されるのです。

 

 

仮に同じようなスキル経歴をもったAさんとBさんがある求人案件の最終候補としていた場合、

 

 

「Aさんはとても温厚で感じが良いタイプ」

 

「Bさんはすぐに熱くなって態度にそれが表れやすい」

 

 

という印象を派遣会社が持っていたら、Aさんを派遣先の企業に紹介します。

 

 

単純に、Aさんの方が【企業からも気に入られて長く契約更新をして貰えそう】と考えるからです。

 

 

顔合わせまで行っても、悲壮感が漂った姿は隠しているつもりでも相手に伝わりますからね。

 

 

そうすると、企業の採用担当も「悪くは無いんだけど、なんとなく違うかな?」といった『漠然とした不安感』を感じて不採用にすることもあります。

 

 

見せ方って大事ですよ?

 

 

同じ職場でいませんか?実は大して仕事できないのに上司にやたら気に入られるタイプ。あるいは周囲から好かれるタイプの人間。

 

 

これって、見せ方が上手なんですよ。これを「嫌なやつ」と思うか「上手いな」と思うかは人それぞれですが、得をするのは見せ方が上手い人ですよ。

 

 

派遣会社の登録会での面談、企業との顔合わせ。良い方は悪いですが、これらはあなたが自分という商品を売り込む場です。どうせ売り込むなら買って貰いたいですよね?それであれば見せ方を意識しなければいけません。

 

 

例えば、あるメーカーのTVを購入しようとして家電量販店Aに行ったとき、最初はその店で購入しようと思ったけど販売員の態度が悪くて「別の店で購入しよう」となったような経験はありませんか?

 

 

どこの店で買おうが同じ商品ですよ。A店で買ったら映らないチャンネルがあるとかじゃないじゃないですか(笑)

 

 

別にテレビでなくとも同じような経験をしたことありませんか?これも見せ方ですよ。

割り切る考えを意識すること

心に余裕がなくなるとどうしてもネガティブな発想になったり、イライラしてしまいますよね。

 

 

特に、仕事関係の場合生活が掛かっている事ですから余計そうなると思います。むしろ、それが人として自然な姿なのかもしれません。

 

 

ですが、そこを何とか堪えましょう。そうなってしまうと、余計仕事が決まりにくくなるのはここまで書いた通りです。

 

 

大変でしょうが、心を落ち着けて

 

 

「自分よりも適性のある候補者がいたんだ。次頑張ろう!」

 

 

と毎回いい聞かせて、どんどん応募しましょう。落ちたからといっていちいち気にしてはいけません。こちらの記事(*落ちるのが当たり前!落ちるの前提でひたすらエントリーあるのみ)にも書きましたが、落ちるのが当たり前の世界ですからね。みんな落ちまくっているんですから。

まとめ

今回のまとめです。

 

  • 不採用になっても『単純に私よりもスキルが上の人がいたんだ。仕方ない。次だ次。』というように、気持ちを切り替えることが大事
  •  

  • いつまでも不採用になったことを引きずると、それは表情にも現れるようになる。すると、顔合わせの時、『スキルは大丈夫だと思うんだけど、なんかちょっと不安だなぁ』と思われて不採用にされることがある。つまり、『自分が相手にどのように見えるか?』という見せ方を意識することは非常に大事

 

今回は以上です。

 

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