ケースF:派遣先の職場をバックレ、ドタキャンは絶対ダメ
派遣社員として就業している方からよく聞く、『今すぐ職場を辞めたくなる瞬間』について、ケース別での対処法を紹介します。
今回は【派遣先の職場をバックレ、ドタキャンは絶対ダメ】についてお話します。
それではいきましょう!
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■もくじ
職場に行きたくなくなってもバックレは避けること
『派遣で新しい職場に通っているのですが、もう行きたくないです。このまま行かずに辞めることは可能ですか?』
『明日から新しい職場に行くことになったのですが、いろいろ考えた末、やっぱり行きたくないです。このまま行かなくてもいいでしょうか?』
理由は人それぞれあるでしょう。
ですが、理由のいかんに関わらず『いきなり職場に行かない』すなわち、バックレと呼ばれるものは絶対に避けてください。
これをやってしまうと、まず同じ派遣会社からの仕事紹介を受けることは今後難しくなりますし、最悪の場合、他の派遣会社からの紹介も難しくなる可能性があります。
基本的に派遣会社の会員登録した情報は、個人情報なので、仮にグループ会社であっても勝手に情報の共有をすることは出来ません。
情報の共有をするには、その人の許可を取らなければいけません。
ですが、たまにそのような情報が漏れることがあるんですね。
本来あってはいけないことなのですが、営業同士の会話や企業間の人事担当同士の会話の中で漏れることがあるんです。
また、人材業界は人の出入りが激しく、ある派遣会社で派遣コーディネーターをしていた人が、別の派遣会社へ転職して派遣コーディネーターになるケースが当たり前のようにあります。
そうすると、その情報が知識として転職先の派遣会社へ流出することになります。
よくネット上で噂されるようなブラックリストではありませんが、想像している以上に情報というのは簡単に流出してしまいます。
今後の転職を考えた場合、バックレによる離職は決してプラスには働きませんから、絶対に止めましょう。
辞めたくなったら、まずは担当営業に必ず連絡する
『そんなことは言われなくてもわかっています!それでも行きたくないんです!』
追い詰められている人はこんな気持ちになるでしょう。私も人材業界に長くいるので、様々な人たちを見てきましたから、それはわかっています。
それでもあえて言わせていただくと、『バックレはダメです』ということです。
せめて、勇気を出して派遣会社の担当営業に連絡してください。そして、素直な気持ちを伝えてください。
恐らく引き留めにかかってくるでしょう。
そして、『もう少し頑張ってみましょうよ』くらいのことしか言って貰えないと思います。
ですが、そこで素直な気持ちを包み隠すことなく、『なぜ辞めたいのか?』ということをすべて話してください。決して感情的にならず、落ち着いて伝えるようにしましょう。
バックレをした場合に高確率で起こり得ること
最後に参考までにですが、バックレを敢行した場合に高確率で起こることを紹介します。
@電話がたくさんかかってくる
・・・派遣会社から大量に電話がかかってきます。これは当然といえば当然でしょう。派遣先の企業からクレームが来ますからね。
A自宅訪問
・・・あなたの住所あてに担当営業が行きます。流れとしては、電話で連絡がつかなかった場合や、『電話で話してもらちが空かない』と判断された場合です
B緊急連絡先へ連絡がいく
・・・派遣会社へ登録する際に、緊急連絡先を記載したかと思います。多くの場合が実家や親せきになると思いますが、そこへ連絡がいきます。流れとして、@の後になります。すごく心配をかけることになると思います。
結局のところ上記を経て、派遣会社へは高確率で行くことになると思いますので、『このまま職場へ行かずに辞めたい』と思った場合であっても、担当営業へまずは連絡して、素直な気持ちを伝えるようにする事をお勧めします。
まとめ
今回のまとめです。
・バックレをすると、今後の転職活動が困難になる可能性があるのでやらないこと
・すぐに辞めたいと思ったら、バックレせずに派遣会社の担当営業へまずは連絡する。そして、素直な気持ちを冷静に伝えること
・バックレをした場合、派遣会社から電話連絡、自宅訪問、緊急連絡先への連絡が待っている。その後、結局派遣会社へ行く羽目になるので、まずは担当営業へ連絡する
今回は以上です。
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