ケースB:仕事が覚えられなくて、派遣の仕事を即日辞めたいです
派遣社員として就業している方からよく聞く、『今すぐ職場を辞めたくなる瞬間』について、ケース別での対処法を紹介します。
今回は【派遣の仕事を即日辞めたいです】についてお話します。
それではいきましょう!
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■もくじ
仕事が今くいかず、続けていく自信が持てない
『簡単な仕事で引継ぎもあるから大丈夫といわれていたのに、いざ始まったら憶えることが多く、しかも前任者があと2週間でいなくなります。それまでに仕事を覚える自信がありません。すぐに辞めたいです』
簡単な仕事と聞いていたのに、いざ就業してみたら覚えることが膨大でマニュアルも無く、しかも前任者があと少しでいなくなり、質問できる人間がいなくなる。
これは事務職の引継ぎでよく見られる傾向です。
事務職は基本的に必要最小限の人数で賄われるケースが多く、極端な話、その人がいなければボールペンの保管場所すらわからないというような職場が、実はよくあります。
せめて業務マニュアルのようなものが整備されていればいいのですが、たいていの場合されていないです。
そんな現場に派遣されると、冒頭のような相談をしてくる派遣社員の方がよく出てくることになります。
しかも、そういう時に限って事務職未経験の方だったりするので、事態は深刻です。
困って担当営業に相談するも『始まったばかりですから、もう少し様子を見ましょう』といわれたり、職場の上司に相談しても『少しずつ覚えてくれればいいから』といわれて終わり。
仕事を覚えられないまま時間だけが過ぎていき、気づけばあと数日で前任者がいなくなるという状態に陥ります。
そして、
3つのポイントを抑えておけば大丈夫
責任感の強い方ほどこのような状態になることが多いように感じます。
私の考えをいわせていただくと、基本的にはつらくても踏ん張ったほうがいいと思います。
ただし、やるべきことをしっかりすることです。ここでいうやるべきこととは、3つです。
@前任者に聞けるだけ聞いて、しっかりとメモを取ること(困ったら誰に質問をすればいいかは絶対に確認しておく)
A前任者に業務リストを作成してもらう(可能であればマニュアル)
B職場の上司と派遣会社の担当営業に状況報告を怠らない
この3つです。この3つさえしっかりしておけば、どうにかなる可能性が高いです。
私の経験上、本当に深刻な場合、職場の上司に相談すればなんとか動こうとします。ですが、相談しても『少しずつ覚えてくれればいいから』という場合、前任者がいなくなってもある程度、職場の人間でカバーできるという読みがあります。
本当にどうにもならない場合、何かしら手を打ちますから。職場が回らなくなって困るのは、現場を預かる上司ですからね。
ですから、『仕事を覚えれなくて、すぐに辞めたい』という場合でも、上記3つのポイントだけ抑えて少し踏ん張ってみてください。
まとめ
今回のまとめです。
●就業開始したものの、仕事を覚えられずに続ける自信が無くなった場合、3つのポイントを抑えておけば大抵の場合何とかなる。その3つとは
@前任者に聞けるだけ聞いて、しっかりとメモを取ること(困ったら誰に質問をすればいいかは絶対に確認しておく)
A前任者に業務リストを作成してもらう(可能であればマニュアル)
B職場の上司と派遣会社の担当営業に状況報告を怠らない
これさえ抑えておけば、あとは時間が解決してくれるケースが多い。離職を考えるのはそれからで遅くない。
今回は以上です。
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