20代の派遣社員が陥りやすい危険な罠
20代は労働者にとって、将来に大きく影響する大事な年代です。その反面、やはり社会人経験も少ないため何をどのように判断すればいいのか?
それが分からないという問題もあります。
このコーナーでは20代の派遣転職をテーマに様々な話を紹介したいと思います。
今回は、
【20代の派遣社員が陥りやすい危険な罠】
についてお話します。
それではいきましょう!
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■もくじ
場合によっては同世代の正社員よりも給与がいい
『職場では妙な責任も押し付けられないですし、それでいて同じ職場の同世代よりも実は給与がいいので、このまま派遣社員として働いていけばいいかなぁ』と思っています。
実はこのように考える20代の方は少なくないように思います。
もちろん、職場にもよるのですが20代前半から中盤の正社員と、同じ世代の派遣社員とでは、下手したら派遣社員の方が給与が高いケースがあります。賞与を入れてもトントンというくらいでしょうか。
単純に月々の手取りだけで比較したら、正社員よりも派遣社員の方が給与が高いケースはいくらでもあります。
また、派遣社員であればある程度決まった範囲の仕事をしていればいいということ、大きな責任を負わせられることは少ないということを含めて考えた場合、
『このまま派遣社員でいいんじゃない?』
このように考える20代の派遣社員(特に20代前半)は意外と多いように私は感じています。
気付いたら転職が困難になっている
私は『正規雇用』を声高に叫ばれるこのご時世にあって、個人的には様ざまな働き方があっていいと思っているタイプです。何も正社員だけが働き方じゃないと思います。
ただし、それはしっかりと目的意志を持って働いている方に限ります。
前述の『給与も正社員より高い、仕事も変な責任を負わされなくていい』だから『このまま派遣社員でいい』というような方は、注意をして頂きたいです。
今はいいかもしれませんが、正社員で働いている同世代は、給与が少しずつ上がっていったり業務経験を積んでいって、ゆくゆくはものすごい差をつけてあなたの前を走ることになります。
転職というのは基本的にその人の経験や将来性を買って、企業側は採用します。
『変な責任を負わされなくていいから』という考えでこのまま派遣社員を続けていると、3年後5年後10年後といった未来で、とんでもない差をつけられています。
その時はもう『20代若手』ではありません。30代の人間としてのこれまで経歴をみられることになります。
ですから、現在派遣社員で働いている20代の方は、しっかりと目的意識をもって仕事に向かうようにしてください。そうしないと、10年後にとんでもなく大変な現実に直面することになりますから。
まとめ
今回のまとめです。
・場合によっては同世代の正社員よりも給与がいい派遣社員だが、正社員と派遣社員は年齢を重ねていくごとに、業務経験値や給与に格段の開きが起きる可能性が高い
・20代派遣社員の方は、しっかりとした目的意識をもって日々の仕事に向き合わないと、10年後、大変な現実に直面することになる
今回は以上です。
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