C.派遣事務が決まらない!【派遣会社のスキルチェックの内容】
【もくじ】C.派遣事務が決まらない!【派遣会社のスキルチェックの内容】
派遣で事務職を希望しているが決まらないとお悩みの方へ。
派遣事務が決まらない!【派遣会社のスキルチェックの内容】についてお話します。
それではいきましょう!
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■もくじ
派遣会社のスキルチェックで見られるスキルは3つに分類
派遣事務に求められるスキルは3つに分類されます。
@PCスキル(主にWord,Excel,PowerPoint)
Aコミュニケーションスキル
B日商簿記2級、TOEIC750点以上、貿易検定C級等々の資格
上記のうち、Bに関しては応募資格に「必須」とあれば取得するしかありません。そのような条件で募集を掛けられているわけですからね。
未経験でこれから派遣事務で働こうと思っている方が、Bの条件に該当する案件に応募するのは構いませんが、落とされるだけなのでスルーして資格を取得してからそのような案件に応募するのが良いでしょう。
ですが、Bのような条件に当てはまる求人案件は、派遣サイトの求人票を見て頂くと分かりやすいですが意外とありません。派遣は資格よりも実務経験を優先されるという実態を、
如実に表していますね。
今回はBなどよりも多くの方々に関係がある@とAについて書こうと思います。重要なのは@とAです。
「派遣事務で働こうと思っているが、なかなか仕事が決まらない」
「派遣事務はどれくらいスキルが求められているものなの?」
派遣会社によってスキルチェックのやり方は異なる
求められるスキル内容を説明する前に、スキルチェックに関する基礎知識を紹介させて頂きます。
『派遣会社のスキルチェックか。Excelとかほとんど使った事無いからどうしよう』
『スキルチェック全然出来なかったら仕事紹介して貰えないんだろうなぁ』
『スキルチェックってどんなことやるんだろう?』
派遣会社の登録会におけるスキルチェックですが、経験したことの無い人からすると、非常に不安を感じる部分のようです。
そして、その中でも一番不安を感じている方が多いのが、PCスキルに関する内容です。特にWord、Excel、PowerPointの3つですね。
派遣会社が行うスキルチェックは大きく2つの方法で確認されます。
1.PCを使った実践テスト
:文章入力やテンキーを使った文字入力のスピードと正確性を確認するテスト。恐らくこれが一番多いと思われます。
他にも応募した職種によって、Excelの関数・グラフ作成テストや、PowerPointの資料作成テストが行われる場合もありますが、ほとんどはフォントサイズを変えたり、文字の表示変更できるか?といったような基本的な操作スキルを問われることが多いです。
2.ヒアリングによる確認
:派遣会社によっては、実践テスト無しのヒアリングのみによるスキルチェックを行うケースがあります。
一応、スキルチェックシートというものが渡されて、自分でそれにチェックを入れて提出(つまり自己申告制)します。
そのスキルチェックシートや職務経歴書の内容を元に、派遣コーディネーターのヒアリングよってスキルを確認するというケースです。
実は【2.ヒアリングによる確認】しか行わない派遣会社も結構多く、というより私の現場感覚ではこちらの方が多いと感じています。
また、派遣会社の実践テストによるスキルチェックで使用されるソフトは、多くの企業で同じものを導入しているケースが多く、複数の派遣会社へ登録に行くと、
『このスキルチェックこの間もやった気がする』
スキルチェックの内容自体は、実はたいしたことが無い
話を戻しましょう。派遣会社のスキルチェックで特にみられる2つの項目について紹介します。
@PCスキル(主にWord,Excel,PowerPoint)
Aコミュニケーションスキル
一見すると、どれだけの事が求められるのか?想像がつかないですね。もちろん、職場によって求められるレベルは全く異なります。
ですが、人材業界に身を置く管理人から言わせて貰えば、(乱暴な言い方をすると)たいしたことはありません。
これは別に馬鹿にしているのではなく、学校へ1年も2年も通わなければ到底身に着けることが出来ないような高度なレベルではないという意味です。
特に
@PCスキル(主にWord,Excel,PowerPoint)
については真剣にやれば独学でもせいぜい1ヶ月、早ければ2週間くらいで覚えることが出来るような知識です。
・Word⇒文書作成できればOK
・Excel⇒グラフ、表作成、SUM関数、Vlook関数、If関数、ピボットテーブル
・Poewrpoint⇒文書作成(表の挿入、貼り付け)
これくらいです。WordとPowerPointに関しては、少し触れば感覚的にある程度使えるようになると思います。Excelに関しては、関数を利用するため感覚だけでは厳しいので、やはり集中して学習するのが良いでしょう。
それでも、1日2〜3時間集中すれば1〜2週間くらいで上記のスキルは身につくでしょう。何も特別な才能を必要とするものでも何でもないという事です。
自信が無いという方は勉強してください。書店で薄い参考書を購入して勉強するも良し、派遣会社の無料講習会(派遣登録は必要)を利用して覚えるのも良し、あなたのやりやすい方法を選んでくださいね。
テンプスタッフ、マンパワーグループといった派遣会社でも各種スキルアップのための無料講習を開設していますよ。オンラインで受けられるものもあるので、積極的に利用してみては如何でしょうか。
厄介なのは
Aコミュニケーションスキル
です。これは多分に主観的な要素が入り込むので、どこまで求められるのか?
実際のところは派遣先企業側の担当者の主観になるでしょう。出来るだけ物事を簡潔に伝えられるようにしておけば、マイナス印象にはならないでしょう。
これは日頃から日常会話の中でトレーニングすると良いかもしれません。
あるいは、顔合わせまでは行くのによく落とされるという方は派遣会社の営業や担当コーディネーターに話をして、事前に練習するのもありです。
コツは質問に対して
【結論(例:〇〇だと思います)⇒理由(例:何故かというと・・・だからです)】という流れで話をすることです。
スキルチェック対策はするべきか?
『やはり、派遣会社の登録会にはスキルチェック対策を行うべきなのでしょうか?』
このような不安を持つ方がたまにいます。
主にPCスキルに関する不安ですが『出来が悪いと仕事の紹介をしてもらえないのではないか?』という不安にさいなまれるようです。
結論からいうと【やらないよりはやったほうがいい】というところでしょうか。
例えば関数のテストがあるとします。例えばせめて1週間、2週間の時間があれば話は別ですが、これまで使ったことの無い人が一夜漬けでどうにかしようと思っても、恐らく実践テストの時は出来ないです。形を変えられたらわからなくなると思います。
PCの操作というのはある程度の慣れが必要なので、直前でどうにかしようとしても難しいです。
ですが、今後の事を考えて練習するというのはありです。結局はPC操作も日々の積み重ねだからです。
まとめ
今回のまとめです。
■派遣事務に求められるスキルは3つに分類できる
@PCスキル(主にWord,Excel,PowerPoint)
Aコミュニケーションスキル
B日商簿記2級、TOEIC750点以上、貿易検定C級等々の資格
■派遣会社の登録会でのスキルチェックは、応募する職種によって内容が異なるが、PCスキルチェックは文字入力やテンキー操作などのタイピングスキルを見られることが多い
■PCスキルは日々の積み重ねが大事。登録会対策ではなく、日頃から練習しておくことが重要
今回は以上です。
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