派遣顔合わせ不採用に関する常識@【どんな理由があるのか?】

派遣顔合わせ不採用に関する常識1【どんな理由があるのか?】

 

『顔合わせまでは結構いけるんだけど、そこでいつも落とされてしまうんだよなぁ。何がいけないんだろう?』

 

 

 

 

今回はそのような疑問に答えます。

 

【想定読者】:顔合わせ(職場見学)までは割といけるが、そこで何度か不採用になり落ち込んでいる人

もくじ

【派遣の顔合わせ、職場見学の後の不採用に関する6つの常識】について

 

今回は【どんな理由があるのか?】についてお話します。

 

それではいきましょう!

 

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■もくじ

 

 

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よくある顔合わせ後の不採用の理由は3つ

 

派遣先企業との顔合わせの後、不採用になる理由としてよくある理由は3つです。

 

@スキル不足、オーバースペック

 

Aコミュニケーション能力の不足

 

B競合他社の候補に負ける

この3つです。他にも【求人自体が無くなった】などのケースもありますが、大まかにいえば上記3つに大別されると思います。それでは順番に見ていきましょう。

スキル不足、オーバースペック

 

派遣先企業との顔合わせ後に不採用になる理由の一つ目は【スキル不足、オーバースペック】です。

 

 

特にスキル不足に関しては本来、派遣会社内の選考で判明して落ちた方が良いのですが、残念ながら顔合わせの場に行ってようやく判明するケースが見受けられます。

 

 

職務内容を説明されて、実は『企業側が求めている経験やスキルが不足していた』ということが判明することがよくあるんです。

 

 

主に、派遣会社と派遣先企業との確認がしっかりと出来ていなかった場合に起こる事例です。

 

 

ですが、派遣会社と派遣スタッフの間でもしっかりとした確認が出来ていなかったために起こるケースもありますので、そこは注意しましょう。

 

 

例えば『出来ないことを出来る』といったり、『経験のないことを、さもあるかのようにいったり』などです。

 

 

顔合わせに行った場合、すぐにバレるので意図的にこのようなことをしていた場合は、絶対に止めるようにしてください。

 

 

次に、オーバースペックについてです。

 

 

オーバースペックはスキル不足よりもケースとしては少ないですが、これを理由に不採用にされるケースがたまに見受けられます。

 

 

企業側としては『仕事内容が物足りなくて、すぐに辞めてしまうのでは?』『この仕事内容で、これだけのスキルを持った人に来てもらうのは申し訳ない』という感情を抱くためです。

 

 

スキル不足ならまだしも、スキルがあり過ぎるから不採用というのは、応募者からしたら腑に落ちないかもしれませんが、このようなケースは実際にあります。

 

 

もし、顔合わせの際に『これはオーバースペックを危惧しているか?』と感じたら、『ぜひ頑張りたいです!』といったような分かり易いアピールをするのが良いと思います。

 

 

それで企業側の不安が消されることがありますからね。

コミュニケーション能力の不足

次に【コミュニケーション能力の不足】です。

 

 

これは本当に様々なパターンがあります。

  • 質問に対して適切な返答が出来ない
  •  

  • 質問に対する返答は出来ているが、話し方が回りくどくて伝わりにくい
  •  

  • 聞かれてもいないことをべらべら喋る
  •  

  • 言葉遣いが悪い(稀にタメ口を使ったり、「マジすか?」などという時がある)
  •  

  • 会話をするとき相手を見ていない
  •  

  • そわそわして落ち着きがない(身体を揺らしたり、ペンを回してみたり、脚を組むなどがあります)

他にも細かく上げればきりが無いと思います。単純に会話の内容に関する事だけではなく、会話中の仕草も含めて悪印象を与えて不採用になるケースがよくあります。

 

 

しっかりと思い返してみて、もし上記に心当たりがあるような方は、注意して次の顔合わせに臨んでください。

競合他社の候補に負ける

派遣先企業との顔合わせ後に不採用になる理由の三つ目は【競合他社の候補に負ける】です。

 

 

昨今、企業は募集人数1名であっても複数の派遣会社に声を掛けるケースが多いので、競合他社の候補者と競り合って負けるケースは本当によくあります。

 

 

あなたが採用基準を満たしていても、他の候補者の方がより高いレベルであったり、企業の担当者とウマが合ったりなどして残念ながら不採用というケースですね。

 

 

この理由の場合は、派遣会社の担当営業も変に隠すことはせず、正直にあなたへ教えてくれると思います。

 

 

今回紹介した3つのケースの中で、最も対応が難しい理由かもしれません。

 

 

ですが『他の候補者と比較して劣っていた部分はどこだったのか?』ということを、しっかりと担当営業に確認して貰って、次につなげるようにしましょう。

大前提として知っておきたいこと

 

以上、3点が顔合わせ(職場見学)の後の不採用になる理由です。

 

 

あなた自身がどれに該当するのか?ということをしっかりと受け止めて、今後の転職活動に活かせるよう準備する必要があります。

 

 

ただ、ここで一つ補足をさせていただきます。ここまで少し厳しめの内容を書きましたが、そうはいっても百発百中で採用される人間なんていません。

 

 

ですから、大前提として知っておいていただきたいことを紹介させて頂きます。

 

 

それは【顔合わせで不採用になるのは別段珍しい話ではない】ということです。

 

 

派遣会社内の厳しい書類選考を通過して、顔合わせ(事実上の面接)まで行ったのに、結果は不採用。書類選考で落とされた時よりも、更に精神的なダメージが大きいかもしれません。

 

 

既に紹介した通り、現在、派遣先企業というのは募集人数は1人でも、複数の派遣会社へ声を掛けてよりよい人材を求めるのが当たり前になっていますよ。

 

 

私も仕事柄、企業の担当者とは毎日のように話をしているので、『企業が複数の派遣会社に声を掛ける』ことが当たり前の時代になってるということは現場レベルで知っています。

 

 

私が直接企業の担当者から聞いたことがある話だと、募集人数1名(営業事務)に対して、7つの派遣会社に声を掛けていたことがありました。1名ですよ?

 

 

窓口が多くなれば、それだけ応募者の数も多くなります。このケースですと、仮に1つの派遣会社への応募が10名だったとしても、単純計算で70名の応募があります。

 

 

その中から1名と考えれば、不採用なんてなんら驚くような話でもないことがご理解頂けるのではないでしょうか?

 

 

企業としては、より良い人材を求めるのは当然だと思います。

 

 

ただ、実際に採用になって就業が開始しなければ料金が発生しないという仕組みも、複数の派遣会社へ気軽に声を掛けることを助長しているのは間違いないですね。

 

 

最後に

 

 

  • 『何十件もう応募してようやく顔合わせまで進めた』パターン
  •  

  • 『すんなり顔合わせまでは行ける(すなわち派遣会社の社内選考はよく通過する)』パターン

 

この二つの対処法について紹介したいと思います。

数十件応募してようやくたどり着いた顔合わせ

条件別にみていきましょう。

 

 

先ずは【数十件応募してようやく1件顔合わせ行けたのに、不採用の連絡がきました】というパターンの場合です。

 

 

結論から言うと、このパターンはこれまで通り応募を繰り返してください。

 

 

ようやくたどり着いた顔合わせに落ちたということで、ダメージがかなり大きいのはお察ししますが、1回顔合わせで不採用になったくらいでは何ともいえないというのが正直なところです。

 

 

ただし、今後の参考にするために同行した派遣会社の営業に理由を聞いてみましょう。この場合確認する理由は以下の2つです。

 

  • 顔合わせに行った企業がどういう経緯で不採用の判断をするに至ったか?
  •  

  • 顔合わせの際に、営業からみてあなた自身がどのように映っていたか?

 

です。

 

 

顔合わせに行った企業がどういう経緯で不採用の判断をするに至ったか?】について

 

 

これは本音が聞けたらラッキーくらいの気持ちで聞いてください。内容によっては営業がフィルタを掛けたり当たり障りのない内容に置き換えて伝えてきます。

 

 

企業側の担当者はたまになのですが、結構辛辣な言い方をしてくることがあります。(例:「申し訳ないけど、あの人働けるところなんか無いでしょう?何が出来るんですか?」みたいなことです。)

 

 

それをそのまま伝えたら、その派遣スタッフが自信を無くしてしまって、今後顔合わせまで行っても上手くいく可能性が低下すると考えて当たり障りのない内容にせざる負えないのです。

 

 

顔合わせの際に、営業からみてあなた自身がどのように映っていたか?】について

 

 

あなた自身では悪気なく言った事でも、それが悪印象を与えている場合があります。良くあるのが前職までの離職理由についてです。

 

 

「上司のこういう所とそりが合わなくて・・・」

 

 

「この会社の◯◯な雰囲気が・・・」

 

 

このように会社や上司、同僚に対する不平不満という印象を持たれる内容です。

 

 

「この人はこうやって会社の悪口をペラペラ外で話すんだろうなぁ。」

 

 

という印象を持たれる可能性が高いです。

 

 

今は例えとして離職理由のことを上げましたが、営業からこのようなフィードバックをして貰いましょう。

 

 

仮にそこで上手くいかなかったとしても、次の顔合わせの際に同じ失敗をしないように気を付けてくださいね。

顔合わせまではすんなり行けるのに・・・

次に【顔合わせまでは割とすんなりいけるのに、全然採用されない】についてです。

 

 

こちらは数にもよりますが、目安として5社以上続くときは、何か共通する理由があるかもしれないと疑って掛かった方が良いと思います。

 

 

最近は企業側が募集枠1名に対して、複数の派遣会社に依頼を掛けることが当たり前のように行われています。

 

 

ですから、顔合わせまでいって落とされるということは、別段珍しい光景では無いのが実態です。ですが、さすがにそれだけ続く場合何かしら共通の理由である可能性があります。

 

 

これは担当営業にしつこく聞いた方が良いです。

 

 

これだけ立て続けに顔会わせで落とされるということは、何か決定的に悪い部分があると思うんです。これ以上顔合わせで落とされたくないです。率直な意見を聞かせてください

 

 

といった聞き方で良いと思います。

 

 

企業側から辛辣なことをいわれていたとしても、「もしかすると○○な部分は、私なら良くない印象を受けるかもしれませんね」

 

 

といった感じの言い回しで、企業側から言われた本音の不採用理由を話してくれるかもしれません。

 

 

顔合わせまですんなり行くのに、そこで立て続けに不採用通告される方は、派遣会社の担当営業に強めに確認することを意識してください。

 

 

あとは、精神的には落ち込むでしょうが、顔合わせではハッキリとした受け答えをしっかりするよう、いつも以上に心がけましょう。

 

 

落ち込んだ状態は、表情に表れやすいので結構大事です。

 

 

企業側の担当者はあなたが【顔合わせで不採用が続き、精神的に落ち込んでいる】何て事は分からないわけですから。

 

 

今目の前にいるあなたを見て、あなたという人間を判断する訳です。

 

 

第一印象は本当に大切ですから、ハッキリとした受け答えを意識することも、絶対に忘れないでくださいね。

まとめ

今回のまとめです。

 

■派遣先企業との顔合わせで不採用になる理由は大きく3つにわけれらる

 

@スキル不足、オーバースペック

 

Aコミュニケーション能力の不足

 

B競合他社の候補に負ける

 

 

■不採用になった場合、担当営業にしっかりと理由を確認して、次につなげることが大事

 

 

■企業側が派遣会社を競合させているケースが良く見られるので、顔合わせで不採用になることは珍しい事では無い。下記2点を担当営業に確認する。

 

・顔合わせに行った企業がどういう経緯で不採用の判断をするに至ったか?

 

・顔合わせの際に、営業からみてあなた自身がどのように映っていたか?

 

 

■顔合わせでの不採用が5回以上続いている場合は、何かしら共通の理由がある可能性がある。下記2点を実行する。

 

・担当営業に、強めで不採用理由の確認をする。

 

・精神的にきつくても、次の顔合わせではハッキリとした受け答えをする事を意識して取り組む

 

以上です。

 

 

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