派遣顔合わせ不採用に関する常識A【営業に確認すべき2項目とは?】
もくじ
【派遣の顔合わせ、職場見学の後の不採用に関する6つの常識】について
今回は【営業に確認すべき2項目とは?】についてお話します。
それではいきましょう!
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■もくじ
- 事前のコミュニケーション不足は致命傷になりかねない
- 派遣コーディネーターと意思の疎通が出来ていますか?
- 何を聞かれるか?営業に説明を受けていますか?
- 顔合わせ(職場見学)にはメリットもある
- 顔合わせ(職場見学)のメリットは2つ
- まとめ
事前のコミュニケーション不足は致命傷になりかねない
「顔合わせは良い雰囲気だったのに不採用になった」
「何で落とされたのか理由を知りたい」
まず大前提として、企業の担当者との顔合わせでは基本的に、余程の事が無い限り険悪なムードにはなりません。
はっきりいって、顔合わせは事実上の面接ですが、企業が雇うわけではありません。
ですから、就業が決まってもあくまで社外の人間なわけですから新卒採用でたまに見受けられる圧迫面接のようなものは起こりにくい環境なのは間違いありません。
余談ですが、その新卒採用の圧迫面接と呼ばれるものも、「それって圧迫面接なの?」と疑問に思う事が多いのも事実です…。
ちょっとでも変化球を投げられると、訳が分からなくなってそれを「圧迫面接だ!」と騒ぐ就活生をよく見かけます。
話を戻しましょう。
顔合わせで不採用になるケースはもちろん様々ですが、その中の理由の一つに
【顔合わせに行ってみたら、求められているスキルが実は違うことが判明した】
派遣コーディネーターと意思の疎通が出来ていますか?
顔合わせに行ってみたら、求められているスキルが実は違うことが判明した
実は意外と現場で見受けられる光景です。
・事前に聞いていた内容と、顔合わせの時に企業の担当者から言われた仕事内容や求められるスキルが違った
企業の担当者、担当営業、派遣コーディネーターの三者間でしっかりと情報共有が出来ていなかったことがそもそもの原因です。
ですから、派遣スタッフには責任は無いのですが、もろにとばっちりを受けるのは派遣スタッフという理不尽な結果が待っています。
少しでも疑問に思ったことは、2〜3回確認するようにしてください。
この手の情報共有がしっかり出来ていない案件は、突っ込んで質問をすると派遣コーディネーターが答えに詰まることがあります。
そして、「企業様(もしくは担当営業)に確認取ります」と言って確認に入ります。
この手のケースは、大抵の場合不採用になります。そりゃあそうですよね。企業側が求めているものが違ったわけですから。
折角時間を作って顔合わせまでいったのに、『求められているものが実は違った』という残念な理由で不採用になるのは、精神的に結構堪えるはずです。
何を聞かれるか?営業に説明を受けていますか?
もう一つ、意外と見落としがちなのが担当営業と事前の打ち合わせがしっかり出来ていないことです。
事前の打ち合わせをしっかりとしていれば、防げることがよくあります。
例えば、経験値は申し分ないのに、顔合わせの際の受け答えでパニックになってしまっい、しっかりと返答できなくて結果不採用というパターンがあります。
何故パニックになってしまうのか?
・そもそもあがり症である
・事前の準備が出来ていなかった
このどちらかでしょう。『そもそもあがり症である』については、正直どうにもなりません。一応、その事を担当営業にしっかりと伝えてフォローをお願いしましょう。
派遣の顔合わせの場合、担当営業が同席するので派遣スタッフの状況を見て、「これはパニックになっているな」と感じればフォローを入れてくれます。
『事前の準備が出来ていなかった』ですが、これはどういうことかというと、派遣の顔合わせの際に恐らく顔合わせの30分〜1時間前に顔合わせ企業の近くで営業と待ち合わせをすることになると思います。
その際、担当営業から今回の求人案件の詳細を改めて説明される事になります。
その時に重要な話なのですが、ある事を営業の方から話してくることもありますが、話してこないこともあります。
それは何かというと、
”顔合わせの際に聞かれる質問”
です。
過去にその派遣会社から派遣スタッフを送っていたことがあると、その時にどのような質問をされたかという情報を持っています。
その質問に対する答えを、顔合わせの前の打合せでしっかりと準備しましょう。
また、過去に派遣スタッフを送った履歴が無い企業でも、営業は企業の担当者とやり取りをしていて、どのような質問をされるか?ということの想像がついています。
ですから、その際はそれに関しての準備を営業と進めればいいわけです。
もう一つ、顔わせの際に企業の担当者から「何か聞きたいことありますか?」といわれると思います。
これに関しても準備しておくと良いです。話を聞いてみて「これ聞いてみたいな」と思う内容があればいいですが、実際問題必ずあるとも限りません。
ちなみに、「何か質問はありますか?」との問いに「特にありません」と答えるのは避けるべきです。
これは、『履歴書の自己PRを空欄にしない』などと同じ類の内容と思ってください。「何か質問は?」と聞かれたら『質問するものである』と考えてください。
必ず最低1つ(出来れば2〜3つ)は質問するようにしましょう。
ですから顔合わせの際、特に聞きたいことが無かった場合どういう質問をすればいいか?ということを担当営業に聞いて準備しておきましょう。
事前にしっかりと打ち合わせをしておけば、対処できることなのでしっかりとやってくださいね。
事前に営業から聞いておくこと:
- 企業の担当者からどのような質問がくると思われるか?
- 企業からの「何か質問はありますか?」に対して、何もなかった場合に何を質問すればいいか?
顔合わせ(職場見学)にはメリットもある
派遣の面接行為は明確に禁止されていますが、顔合わせや職場見学という名称で事実上行われていることは否めません。
『禁止されているのに、どうして行われるんですか?それで不採用とか納得がいきません!』
私もこのような意見を聴くこともありますし、個人的には『そりゃあそうですよね』と思います。
禁止されている事前面接が行われて、その上で不採用になるなど、納得いかないでしょう。
ですが、顔合わせというシステムは決して悪いことばかりではありません。最後に、顔合わせのメリットについて紹介したいと思います。
顔合わせ(職場見学)のメリットは2つ
顔合わせのメリットを紹介する前に、まずはデメリットを紹介させて頂きます。
【顔合わせのデメリット】
- 交通費がかかる
- 時間がかかる
- (就業している人は)場合によって休みを取っていかなければいけない
- とにかく面倒
顔合わせが好きな人間なんてまずいないと思います。
私も人材業界に身を置くようになってそれなりに年月が経過しましたが,
「私は顔合わせが好きです」「職場見学にいきくて仕方ありません」なんて方には、ただの一人もお目に掛かったことがありません(笑)
顔合わせをする事によって得られるメリットは、何といっても
- 職場の雰囲気を知る事が出来る
- 業務内容を直接聞けるのでミスマッチを防ぐことが出来る
この2つがあげられます。
特に業務内容を直接聞けることは非常に大きいです。
たまに派遣会社から紹介を受けている内容と乖離(かいり)がある場合があります。本来あってはいけないことなのですが実際にあります。
業務を進めるうえで必要なPCスキル、業界経験の有無、電話対応の多寡(たか)等々、間に人(派遣会社の人間)を通しては感じられないことがどうしてもあります。
問題ないと思って就業したら実は【全然スキルが足りなかった。その結果、契約更新をして貰えなかった】
まとめ
今回のまとめです。
■派遣コーディネーター、担当営業との事前の打ち合わせをしっかりすることで、顔合わせの不採用の確率を下げることが出来る
■派遣求人顔合わせのメリットは2つ
・職場の雰囲気を知る事が出来る
・業務内容を直接聞けるのでミスマッチを防ぐことが出来る
以上です。
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