特許事務に就きたい【資格について】

特許事務に就きたい【資格について】

特許事務は【特許事務の仕事内容】で紹介した通り、「特許の出願に関する業務を遂行する事務職」です。

 

 

実際にどれだけのPCスキルが求められるのか?資格はどういったものを持っていると就業に有利なのかを紹介します。

 

【必要なPCスキルは?】

 

・Word:文書作成

 

・Excel:基本的な関数(Vlookup,Sumif等)、グラフ作成、ピボットテーブル

 

・PowerPoint:ゼロから資料を作成する事が出来るスキル

 

 

特許事務に就きたい方は上記のスキルは身につける方が良いでしょう。

 

 

資格に関して言うと、特許事務は特定の資格がなければ就業できないということはありません。ですが、

 

・特許法の知識

 

・英語などの語学力

 

・コミュニケーション能力

 

といったものがあると、転職活動の際に有利になるでしょう。

 

 

特許事務は、技術者とのコミュニケーションを取る機会が多くありますので、就業してからも絶えず新しい知識を身に付けていく必要がありますし、日本人だけ相手にするわけでもありません。案件によっては外国語(主に英語)でのやり取りがありますから、専門知識について会話出来るレベルでの英語力があるといいでしょう。

 

 

あと、仕事内容が仕事内容だけに守秘義務が発生します。

 

 

ですから、特許事務に就きたい人は【口の堅い人】というのは資質として重要です。笑い話みたいですけど、とても大事です。

 

 

最後に、PCスキルについて補足します。

 

 

やはりExcel、Wordの基本的なスキルは求められます。これは全ての事務職に求められると思ってください。特にExcelは関数のスキルが求められます。

 

 

実際に使い始めれば大したことないという事に気付くんですが、知らないうちは本当にチンプンカンプンです。すると、すぐにスクールの話をする人達がいるんですが、正直高い学費を払ってまで行く必要がないというのが私の考えです。

 

 

正直、勉強するだけなら派遣会社の無料オンライン講座を利用して勉強する形で良いですよ。例えば

 

◆テンプスタッフの【無料eラーニング】(会員登録をしていれば誰でも利用できる)

 

などがありますね。既に登録している派遣会社で上記のような制度があれば、是非試してみてください。無い人は上記の派遣会社に登録して使ってみてください。

 

 

これは全ての事務職に言えることですが、特許事務も基本的に経験者が優先的に採用されます。

 

 

実務経験が無くても、これから特許事務に就きたい人は専門的な技術内容を理解できる研究や開発部門での経験があれば、採用につながるケースもあります。その場合は、

 

 

「実務未経験だけど特許事務で頑張ってみたい」という方は『開発部門』での就業経験をアピールするというのもありだと思いますよ。

 

 

ですから、未経験だけどこれから特許事務に就きたいという方は、ここで記載したことを心の片隅に入れて頂いて求職活動して頂ければと思います。そうすれば、定年まで働いていける専門職ですからね。

 

 

求人案件自体がそれほど多く無い職業ですが、根気強く探すことが大事です。

 

 

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