秘書(セレクタリー)事務の仕事内容

秘書(セレクタリー)事務の仕事内容

上司がビジネス上の意思決定など仕事に専念できるよう、他の仕事を代行して処理することが求められます。一般に仕事内容はオフィス業務全般に及びます。華やかに見えますが細やかな心配り、適切かつ臨機応変に対応する高いスキルが求められます。

 

 

秘書(セクレタリー)は主に「役員、管理職、部署に密着してサポートを行う」ポジションの人間です。

 

 

具体的な仕事内容をまとめてみましょう。

 

 

秘書(セクレタリー)の仕事内容は

 

・来客応対

 

・役員や管理職のスケジュール管理、調整

 

・会議準備(会議室の確保や書類作成)

 

・機密管理

 

・電話対応

 

 

等の作業ですね。私なんかは、秘書と聞くと役員の傍らでキーボードをカタカタ叩いているイメージがあるんですが(TVの見すぎ)、実際の秘書はもちろんそれだけではありません。

 

 

特に役員や管理職のスケジュール管理はとても大事です。

 

 

基本的に秘書が就くレベルになると、社内外からの連絡はほとんど秘書に集約されます。スケジュール管理や出張の際のホテル、新幹線、タクシー、食事場所等々すべて秘書が調整を取ります。

 

 

国内だけの話ならまだいいですが、海外の話まで絡んでくると尚更大変です。

 

 

例えば、外資系企業で秘書をしていると、外国人の役員の秘書になる事もあります。そして、この外国人は普段日本にいないケースも多々あります。例えば、肩書は日本法人の代表取締役なんですが、他の肩書も有していて普段は海外にいる場合です。

 

 

私の知り合いに20年以上外資系企業にて、派遣社員という立場で秘書を勤めている女性がいます。ちなみに、何度も正社員を打診されているのですが、いつも頑なに固辞して3年ごとに転々としています。彼女は余り同じ場所に居たくないみたいですね。

 

 

たまに会って話聞く事あるんですが、話聞いてると大変ですよ。

 

 

彼女は現在ある外資系企業の日本法人でインド人の役員の秘書をしているのですが、例えば、食事ひとつ取ってみても海外の人間は宗教的な理由で食べられるものと食べられないものがあったりするので、弁当1つ手配するのもひと苦労みたいです。肉は食べれないとか、野菜しか食べないとか。さすがに役員にコンビニ弁当食べさせるわけにいかないですからね。

 

 

基本的に【受け(待ち)のスタイル】で仕事をする人間は秘書は務まりません

 

 

スケジューリングはすべて秘書が管理しているといっても過言ではありません。また、なんでもかんでも上司の役員に連絡して判断を仰ぐような事をしていては、逆に役員の仕事の妨げにもなりますから、自分の判断で決断しなければいけないケースも多々あります。

 

 

状況に応じて前のめりで業務に取り組める人間が求められるといって良いでしょう。

 

 

PCスキルに関しては基本的なWord、Excelの使用経験は求められる事が多いです。会社の文書として秘書が作成する書類もありますから、秘書を目指す方は「WordやExcelなんて全然わからないよ」というようなことが無いように、初歩的な事だけでもいいですから覚えておく必要があるでしょう。

 

 

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