第三条:とにかく職務経験を積むことを優先させる

30代事務未経験転職活動の基本戦略:補足七か条、第三条

 

『これから事務職として働きたいと思っているけど、未経験のためか、紹介される案件の時給が低すぎて。。。』

 

 

 

 

今回はそのような疑問に答えます。

 

【想定読者】:これから事務職として働きたいと思っているけど、紹介される案件の条件が余りよくなくて、どうしようか悩んでいる人

第三条:とにかく職務経験を積むことを優先させる

事務職は未経験から就業したいという方も多数おり、年代関係なく大人気の職種です。

 

 

このコーナーでは、【30代事務未経験転職活動の基本戦略:補足七か条】を紹介します。

 

 

今回は、

 

【とにかく職務経験を積むことを優先させる】についてお話します。

 

それではいきましょう!

 

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■もくじ

 

 

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何といっても大事なのは職務経験の有無

これから事務職を目指すという人に取って、全部で4つの壁があります。

 

 

  1. 年齢
  2.  

  3. 性別
  4.  

  5. 資格(事務の種類によります)
  6.  

  7. 職務経験

 

 

この4つです。(個々の詳細についてはこちら⇒事務未経験に立ちはだかる4つのハードル

 

 

年齢と性別の問題もかなり厄介ですが、一番厄介なのは職務経験の有無です。年齢と性別も厄介ですけど、職務経験の有無と比べれば、正直大したことありません。

 

 

もちろん、実際問題として派遣先から『女性でお願いします』と言われていたり、『20代前半から中盤の方でお願いします』と言われることはありますよ。ですが、現場感覚でいうと職務経験の有無を問われるよりは意外と少ないです。

 

 

職務経験がほぼ同じの候補者が二人いたとします。『じゃあ若い方にしよう』。という形で決まることはよくありますけどね。

 

 

企業側が求める事務職としての職務経験があれば、実は多少年齢が超えていたり(例えば20代と言われているのが30代前半など)、女性といわれているのが男性だとしても、派遣会社が企業側に打診してみて、試しに顔合わせをしたらすんなり決まってしまった。

 

 

ということが、割と日常的にあります。

 

 

一応、希望として『これくらいの年齢層が良いですね』みたいな事がいわれることが多いです。

 

 

ですが、絶対にそうでなければいけないというケースは意外と少ないと思います。応募者殺到が予想される案件は、機械的に跳ねるケースはありますけどね。

未経験から事務職として働くために最重要視することとは?

前置きが非常に長くなりましたが、私が何を言いたいかというと、

 

 

今後事務職として働いていきたいなら、とにかく事務職としての職務経歴を作る事が大事

 

 

ということです。

 

 

これが本当に一番大事です。大事なので繰り返します。

 

 

今後事務職として働いていきたいなら、とにかく事務職としての職務経歴を作る事が大事

 

 

事務職未経験の方は想像もつかないと思いますが、一度でも事務職の経験を積んで、職務経歴書に掛けるようになったら劇的に変わります。案件紹介が明らかに増えます。

 

 

ただ、ひとつ勘違いしないで頂きたいのはあくまでも”経験した職種”という事に関してです。

 

 

例えば、「OA事務の経験を1年積みました。私本当は経理事務をやりたいんです。事務経験あるんですから仕事紹介して貰えますよね?」

 

 

という事は難しいです。たまに、何か事務経験があればどの事務職でも紹介して貰えると勘違いする人がいるので、念のために書かせて貰いました。

 

 

ですが、稀に何かしら経理事務、総務事務、人事事務などのかなり経験を問われる職種でも、『何かしらの事務経験があればOK』という案件がある場合があります。くどいですが、稀にですからね。

 

 

基本的には派遣でこういったケースはほとんど無いと考えてください。理由は、派遣スタッフとは『即戦力』を求められる事が基本だからです。

 

 

派遣スタッフという働き方は、育成という事を基本的には考慮されない就業スタイルだと理解してください。

 

 

ですから、例えば未経験から人気の経理事務を目指したいという人がいたとします。

 

 

その場合、一般事務・OA事務・営業事務(ぶっちゃけ、求められる専門知識がほとんどありません。

 

 

スキルという側面で見ると求められるのは基本的なPCスキルあでることが殆どです。

 

 

他の事務職と比べたら難易度が下がる一般事務・OA事務・営業事務という事務職で『事務』という職種の実務経験を積みながら、『日商簿記』などの資格の勉強をして次の転職活動に繋げるという考え方をお勧めします。

いきなり100点満点を求めない

多くの人にとって、仕事をする一番の理由は生活するための手段であると、私は思っています。

 

 

どんなに崇高な理想を掲げたとしても、生活がままならなければどうにもなりませんからね。

 

 

だからこそ

 

 

「私は経理事務で働きたい」「貿易事務として頑張っていきたい」「金融事務になりたい」

 

 

目指しているゴールへ向かって一直線に進みたいという気持ちは分かります。ですが、だからこそ一度落ち着きましょう。

 

 

雇う側の気持ちを考えてみれば、未経験者よりも職務経験者を雇ったほうが安心しますし、もし自分が雇う側(お金を払う側)の立場だったら同じように考えるのではないでしょうか?

 

 

ですから、まずは何かしら事務職の経験を積んで、事務職未経験者から脱します。その上で目指す先があれば次のステップとしてそこを目指しましょう。その方が、結果として早かったりします。

 

 

ですから、未経験から今後事務職として働いていきたい人はとにかく"事務職としての実務経験を積むこと"を最優先してください。

 

 

多少、通勤時間が長かったり、希望よりも多少時給が低いといった事は大変だと思いますが、まずは目をつぶって職務経歴書に『事務経験』を書ける気ようにしてください。

 

 

ちなみに、最低でも1年は同じ職場で働いてくださいね。そうしないと、なかなか経験として見て貰えませんから。

まとめ

今回のまとめです。

 

  • 事務職を目指す際、一番見られる傾向が高いのは、職務経験の有無。年齢や性別よりも求められる傾向が強い
  •  

  • これから事務職で働いていきたいという方は、『時給が希望よりも少し低い』『駅から離れていて通いにくそう』『興味のない業界なんだよな』ということがあっても、まずは事務職としての職務経験を積むことを最優先に考える
  •  

  • いきなり100点を取れればいいが、それは難しい。少しずつ経験を積んでいって、キャリアアップを図るのが、長い目で見たとき近道であることが多い

 

今回は以上です。

 

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