相談�D:派遣先の都合で就業開始日が遅くなった時の対処方は?

転職エージェントが答える【派遣】お悩み相談コーナー。管理人が受けたことのある質問に対する答えを紹介しています。

今回は、

【派遣先の都合で就業開始日が遅くなった時の対処方は?】についてお話します。

それではいきましょう！

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■もくじ

・すぐに働けると思ったのに、就業先の都合で開始日が遅れる

・就業先の都合で開始日が遅くなった場合の対処について

・まとめ

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『即日スタートの派遣求人があり、顔合わせの後すぐに採用が決まりました。ですが、派遣先の企業の担当者が急に出張することになり、就業開始日が1ヶ月遅れることになりました。この場合、補償はあるのでしょうか？』

これは非常にデリケートな問題ですね。雇用契約を交わしている場合(勿論、契約期間の記載がある場合)、一方的に反故にされれば労働基準監督署や、弁護士に相談すればもしかしたらあるかもしれません。

ですが、それは現実的では無いことは感覚的にお分かりいただけるのでは無いでしょうか。仮に認められたとしても、非常に時間と労力がかかる話だと思いますし、それに見合う対価を得られるかというのもなんとも言えないところです。

しかし、だからといって泣き寝入りをするというのも癪に障ると思いますし納得いきませんよね。

この場合、現実的な対処法は、派遣会社の担当営業か担当コーディネーターへ相談をしてみることです。

『生活があるので就業開始日を後ろにずらされると、非常に厳しいです。もともと開始日が決まっていたわけですから、予定通りなんとかその日から就業開始にしていただくことをお願いして頂けませんか？』

まずはこのように話してみてください。もしかしたら、これで予定通りの就業開始日から仕事を始めることが出来るかもしれません。

『就業開始日を後ろにずらしてほしい』という依頼を企業側から受けることはたまにあるのですが、私の経験上、企業側の担当者もダメもとで話してくるケースが多いです。あるいは、それほど重い話であると考えずに依頼をかけてくるケースですね。

この場合は事情を話せば、『それはそうですね。すいません、何とか受け入れできるように進めます』というようになることが多いです。私も実際にこの手の依頼を企業からされたことがありますが、すべて予定通り開始ということで進めて貰っています。

ただ、担当営業がちょっとあまり強くない場合、派遣社員に『なんとか1ヶ月スタート日を遅らせてもらえませんか？』と依頼してくるケースがあるかもしれません。

『企業側と関係性が悪くなったらどうしよう』と考えてしまうのです。

この場合は、

『それでしたら、生活のこともあるので転職活動を続けていいですか？すぐに働けるところがあれば、そちらで決めてしまってもいいですよね？もともと、就業開始日が決まっていて、その前提で話を進めていたわけですから』

あまりけんか腰な口調になってはいけませんが、落ち着いた口調で上記のように話してみてください。おそらく、何かしらアクションがあるはずです。

そして、要望が受け入れられない場合は、実際に他の案件に応募して構いません。就業開始日が変更になる時点で内容が変っているわけですから、雇用契約の結びなおしになります。ですから、気にせず応募してください。

結果がどうなるかは別として、何もせずに泣き寝入りする事だけはやめましょう。

今回のまとめです。

今回は以上です。

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