派遣の社内選考、常識1【ほとんど通らないのは常識と心得る】
『10件応募したけど、派遣会社の社内選考を通過できない!職場見学にも進めないし、私を雇ってくれる会社は存在しないのかな・・・』
今回はそのような疑問に答えます。
【想定読者】:派遣会社の社内選考を通過できずに心が折れそうになっている人
もくじ
派遣会社を通じて応募すると、まずは派遣会社内の社内選考があります。
このコーナーでは派遣会社内の社内選考について紹介します。
今回は、
派遣の社内選考、常識@【ほとんど通らないのは常識と心得る】
についてお話します。
それではいきましょう!
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■もくじ
- 派遣会社の社内選考は通ったらラッキー
- 社内選考はほとんど通らないので応募は作業のように繰り返す
- 人気求人案件はまず通らない
- 人気の公開求人案件に近い非公開求人案件を狙う
- 派遣会社への連絡は、メールよりも電話を優先する
- まとめ
派遣会社の社内選考は通過したらラッキー
初めて派遣会社に登録する方、派遣社員としての経験はあるが未経験の職種・業界に登録する方、様々なタイプの方がいますね。
いずれにせよこれから派遣会社に登録して転職活動を行う上で、最初に心得ておかなければいけないことがあります。
それは、
”派遣会社の選考は通過したらラッキー”
ということです。
ごくごく一部のレアパターンを除いて、ほぼ通過出来ないということを知っておいてください。
- 職種
- 業界
- 年齢
- 性別
- 職種、業界経験
- 勤務地
etc・・・
上記のような項目が絡み合って選考が行われるわけで様々なケースが考えられます。例えばのケースで【30代未経験職種に応募】の場合、
”50件求人案件に応募して1件内定を貰える”
くらいの感覚でいるのが、人材業界に身を置いている管理人の現実的な実感値です。
このことをしっかり認識しておかないと、精神的に受けるダメージが大きすぎます。
「10件応募したのに面接(顔合わせ)にもいけないんです」
「私を雇ってくれる会社なんてこの世に存在しない」
「もう人生終わりだ」
たかが(といったら失礼ですが)社内選考に落ちたくらいで上記のような相談(というか愚痴)をよく受けます。
気持ちは分かりますがこうなってしまうと、派遣先との顔合わせまで行っても悲壮感が漂って落とされてしまうことがありますし、
その前に応募することすら躊躇して内定獲得まで更に時間がかかってしまいます。
酷い時は引きこもりになってしまい、社会復帰が出来なくなることすらありますからね。
ですから、
”派遣会社の社内選考はほとんど通らない”
”派遣会社の社内選考は通過したらラッキー”
ということをしっかり心得る事が重要となります。
社内選考はほとんど通らないので応募は作業のように繰り返す
それでは実際に求人案件に応募する際、どう活動すれば良いのでしょうか?
”求人案件の応募は通過しないものと考えてひたすら機械的に行う”
です。
「ここに落ちたらどうしよう」
「この業務私に出来るのかなぁ?」
「私の業務経験でこの案件に応募しても良いのかなぁ?」
色々と思う所はあると思います。ですが、そんなことは何も気にしないでください。ひたすら淡々と応募を繰り返してください。
応募=作業
です。一発必中とか考えないでください。世の中のほとんどの人間は社内選考を通過出来ません。通らない可能性の方が圧倒的に高いです。
派遣会社で選考を行っている人間、派遣先で面接官を務めている人間。こういう人達も応募する側に回ればほとんど落とされます。あなただけが落とされるわけでは無いのですからね。
そんな状況で戦わないといけないのに、一球入魂・一発必中の精神で戦っていたら精神的に参ってしまいます。
人気求人案件はまず通らない
ここで、応募について補足させてください。
それは【人気求人案件はまず通らない】ということです。
派遣会社のホームページや、リクナビ派遣などの総合派遣サイトで求人情報を探す方がたくさんいると思います。
その中でも、応募が集中する案件と、この景気の悪い中でも応募が集まらない案件があるんです。
応募が集まらない案件(不人気案件)は、『時給が低い』『通勤が大変な場所にある(立地が悪い)』『業界であったりその職種自体で人が集まりにくい』等々、様々な要因があります。
逆説的に考えると、応募が集中する人気案件は、『時給が高い』『立地が良い(渋谷、新宿といった人気のエリア)』『業界・職種そのものの人気が高い』という事になりますね。
こういうことをいっては失礼ですが、新卒・中途関係無くミーハーな方が結構いらっしゃいます。
「渋谷で働きたい。終わった後遊べるし!」
「人から驚かれる知名度のある企業で働きたい」
もちろん、仕事の選び方は人それぞれですから文句をいうつもりはありません。
文句をいうつもりはないのですが、そのような案件は当然のことながら応募者が殺到する、つまり人気案件となります。
そうなれば競争率も高くなりますし、ライバルも相対的に強くなります。
新卒が大手の人気企業ばかり応募して落選を重ねる現象に似ていますね。
分かっていてそのような人気案件に応募するならいいのですが、それで落選しまくって文句をいう人達がいるのも実態です。
そのような人気案件を狙い撃ちするのであれば、派遣会社の社内選考で(倍率が高いので)ほぼ間違いなく落とされることを覚悟して応募しましょう。
人気の公開求人案件に近い非公開求人案件を狙う
それでは人気の求人案件は狙ってはいけないのでしょうか?
答えはNOです。
狙い方にコツがあります。既に派遣会社のホームページや、リクナビ派遣などの総合派遣サイトに掲載されている案件だと、前述の条件を含む案件は難しいです。
ですから、ここで提案したいのは
人気の公開案件に条件が近い非公開求人案件
これを狙いましょう。という事です。派遣会社だけでなく、転職エージェントもそうですが基本的に公開案件より非公開案件の方が多いです。
非公開の方が多い理由はここでは省きますが、そういうものだと思ってください。
当サイトにて一貫して推奨していますが、
ひたすら派遣会社に毎日電話を掛ける
これしかありません。派遣コーディネーターに希望条件を伝えて、ひたすら毎日電話をして求人案件を確認する。
これをしていると、公開されている人気案件に近い条件の非公開案件に巡り合えることがあります。
しかも、非公開案件なので少なくとも同じ派遣会社内ではライバルがいません。
派遣会社への連絡は、メールよりも電話を優先する
もう一つ、派遣会社への連絡手段について補足させてください。
それは【派遣会社への連絡はメールよりも電話を優先する】ということです。
電話連絡については上述させて頂いたので繰り返しになりますが、電話連絡が良いです。
夜中や早朝という時間的な事情を抜きにすれば、連絡はメールではなく絶対に電話をお勧めします。
理由は単純で、メールはいつ読んで貰えるか分からないからです。
担当者がメールを読んだときには、既に他の候補者で話が進んでいた、なんてことは日常茶飯事です。
求職活動で待ちの戦法はいけません。ガンガン攻めるのが正攻法です。メールをして返信を待つのではなく、電話してすぐに話をしてください。
特に、求人案件に対してのエントリーがそうです。メールで求人案内が来たら、返信して終わりでは無くて電話をして応募の意思を伝えるのがいいでしょう。
ただ、メールを全く使わないかというとそんなことはありません。
メールのメリットは何といっても履歴が残ることです。言った言わないの話になった時、メールの履歴があれば一発でわかりますからね。
ですから、求職活動の際に自身でメールを使用するとき、例えば派遣コーディネーターや営業と電話で話をして、給与・勤務形態・職務内容等々、重要な話をされた際に、
「お手数お掛けしますが、念のため今の内容をメールで送って頂けますか?」
という様に依頼して、それを履歴として残すといった使い方が良いでしょう。逆に相手にも履歴として残して貰いたい内容を伝える際は、メールで送ってその後、
「先ほどメールで送らせて頂いた件なんですが…」
といった流れで電話してください。
まとめ
今回のまとめです。
・派遣会社の社内選考はほとんど通らない。「通過したらラッキー」くらいに考える
・求人案件の応募は余計な事を考えず、通らないものと思ってひたすら機械的に行う
・人気の求人案件は(倍率が高くなるため)落ちることを理解して応募すること
・派遣会社への連絡手段は、メールよりも電話連絡を優先する
今回は以上です。
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