第一条:落ちるのが当たり前!落ちるの前提でひたすらエントリー!!

30代事務未経験転職活動の基本戦略、三か条【第一条】

 

『事務職に10件応募したのに、1件も派遣会社の社内選考を通過できない。やっぱり未経験で事務職はあきらめた方が良いんですか?』

 

 

 

 

今回はそのような疑問に答えます。

 

【想定読者】:これから事務職として働きたいと考えているが、10件くらい応募しても職場見学に進むことも出来ないと悩んでいる方

第一条:落ちるのが当たり前!落ちるの前提でひたすらエントリー!!

事務職は未経験から就業したいという方も多数おり、年代関係なく大人気の職種です。

 

 

このコーナーでは、【30代事務未経験転職活動の基本戦略】を3回に分けて紹介します。

 

 

第一回の今回は、

 

【落ちるのが当たり前!落ちるの前提でひたすらエントリー!!】についてお話します。

 

それではいきましょう!

 

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■もくじ

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派遣会社の書類審査(社内選考)で落ちる事を前提にエントリーを繰り返す

事務職への転職を決意したあなたは派遣会社に登録して転職活動することになるでしょう。様々な求人案件を見ながら、あなたはこんなことを想像する事でしょう。

 

 

「この職場行ってみたい」

 

「この業界好きだから働いてみたい」

 

「この募集条件厳しいから応募してもダメかな?」

 

 

決して駄目な事ではないですし、このように考えることは当然のことです。

 

 

ですが、シビアな話をするとこの様な思考はあまり意味がないので熟考する時間があるなら派遣会社のHPで紹介されている求人案件にたくさんエントリーしてください。

 

 

何故意味がないのか?それは、

 

 

「9割以上派遣会社の書類審査(社内選考)で落ちるからです」

 

「9割以上派遣会社の書類審査(社内選考)で落ちるからです」

 

「9割以上派遣会社の書類審査(社内選考)で落ちるからです」

 

 

大事なことなので3回書きました。まず思い通りにいかないと思ってください。ただ、それは決して特別な事ではありません。20代事務経験者でも当たり前のように起こる光景です。

 

 

当サイトでは気休めは言わず本音で語る主義ですから、ハッキリ言わせていただきました。

事務職は非生産的な職種であるが故に経験者優遇

事務職とひと言でいっても、その種類は豊富です。OA事務、営業事務、金融事務、貿易事務、国際事務、経理事務等々様々な種類があります。

 

 

ですが、共通しているのは会社から見た場合【非生産的な職種】という事です。これはどういう事かというと、

 

 

利益を生まない職種=会社にお金を持ってこない職種

 

 

という事です。決して不要な職種という事ではなく、むしろ重要な役目を持つ職種なのですが、営業職、技術職や販売職等々と違って直接利益を生み出す職種では無いため、会社としては時間とお金を掛けて育てていきたいという職種ではないのです。

 

 

ということから特に経験者が優遇される傾向が強いという事、また必要最小限の人数に抑えたいという会社側の思惑があるんですね。

 

 

そのような状況から募集人数自体が少なくなりがちですし、それに加えて若い女性が企業サイドから求められるケースが多いため30代事務職未経験者の就業を特に困難にしています。

 

 

ちなみに、厚生労働省発表の情報によると2012年の事務職有効求人倍率は0.19倍(パート除く)。つまり単純計算で募集枠1に対して5人の応募があるということになります。すごいですね。

 

 

私の現場感覚ですと、異職種への転職で、一番人気が高い職種は恐らく事務職ではないでしょうか。

 

 

それくらいに希望者が多いです。特に販売職から事務職への転職を希望する方は多いですね。販売職から異職種への転職希望者は、少なく見ても2人に1人はいると感じています。

 

 

少し余談ですが、『出来るだけ人件費を抑えたい』かつ『教育する余裕がないので経験者が欲しい』という2つの要望を満たすために、事務職は正社員ではなくて派遣社員しか存在しない企業はよくあります。

 

 

一般事務や営業事務に限らず、特に経験が要求される経理事務や総務事務ですら、そのような実態がありますね。

 

 

2020年現在、事務職を正社員の職を探すのは非情に困難です。

 

 

事務職 = 派遣社員 (非正規雇用。契約社員、パート、アルバイト)

 

 

このように考えるのが一般的ではないでしょうか。

だからこそひたすらエントリーすることが重要

事務職就業に対する状況がどのようなものかは御理解頂けたかと思います。だからこそ、あれこれ熟考するよりもひたすらエントリー(応募)をすることが重要になってくるのです。繰り返しますが、落ちるのが当たり前だからです。落ちまくっても深刻に考えてはいけません。

 

 

時給⇒最低いくら必要か

 

勤務地⇒派遣は基本的に交通費込なので勤務地はしっかり確認しましょう

 

就業時間⇒最近は7時間、7.5時間就業の職場が多いです。月収がいくらになるか計算しましょう

 

 

イメージとして、上記3点を確認した上で問題なければ片っ端からエントリーしてください。機械作業のようなイメージです。

 

 

どのような人が募集対象になるかという事が求人票に記載してありますが、資格の有無を問うもの以外あまり気にしないでください。目標は50件エントリーすることです

 

 

50件くらいエントリーすれば30代事務未経験男性で1〜2件、女性であれば3〜4件くらい顔合わせ(事実上の面接)に進めると思います。運が良ければプラス1〜2件顔合わせになると思います。


大量にエントリーするのは、ある求人案件を探すため

落ちるのが当たり前なので、希望条件に合うものは、気にせずどんどんエントリーすることを紹介させていただきましたが、大量にエントリーする理由は他にもあります。

 

 

実はある案件を探しているのです。それはどのような案件かというと、

 

 

スキルや経験ではなくやる気や人間性を重視している求人案件

 

 

事務職とは即戦力を求め得られる傾向が強いということは紹介した通りですが、中にはそこまで即戦力にこだわっておらず、どちらかというと、

 

  • 一緒に仕事をしやすそうな人
  •  

     

  • 経験はなくても学習意欲が高い人

 

といったような、人間性を重要視する案件がたまにあります。

 

 

特に30代で事務職未経験から内定を目指す場合、このような求人案件を見つけることは、非常に大きな意味を持ちます。というよりも、このような求人案件にめぐり合わなければ、なかなか内定までこぎつけることは難しいです。

 

 

逆にこのような案件に当たることが出来れば、内定を貰える確率もぐっと高まるということです。

 

 

しかしながら、この条件に該当するのがどの案件か?それが求人票を見ただけで読み取ることは、非常に難しいといわざる負えません。

 

 

ですから、大量にエントリーする必要があるわけです。

 

 

そして、一度事務職としての実績を積んでしまえば、2回目からは(年齢や性別などの問題はありますが)事務職の転職のハードルは下がるはずです。『事務職の経験無し』から『事務職の経験あり』に変わるのがすごく大きいですね。

 

 

事務職に限った話ではありませんが、特にきついのが事務職未経験の段階です。

 

 

ですから、これから事務職で働いていきたいと考えいている方は、今後の事を考えてまずは『未経験』を取り外すことを目標に頑張りましょう。

まとめ

今回のまとめです。

 

  • 9割以上書類で落ちるので深刻になってはいけない
  •  

  • 落ちる事を前提に時給、勤務地、就業時間を確認してひたすら50件目標にエントリーする
  •  

  • 30代事務未経験から内定を獲得するには、スキルや経験を問われない【人間性重視の求人案件】に巡り合う必要がある。そのためにも、大量エントリーは必要

 

 

このエントリー作業がひと段落したら、次はいよいよ30代事務職未経験が事務職に就くための肝となる重要事項です。これをやらなければ中々上手くいかないでしょう。

 

 

派遣会社に毎日連絡しなければいけない3つの理由とは?

 

 

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